【ネタバレビュー】『ダンボ』飛べない象は要らない象だゾウ

戦地から帰還したホルト(コリン・ファレル)は子どもたちと再会した後、馬乗りで第一線で活躍していたサーカス団に戻るも不況の影響で規模が縮小されていました。

戦地で片腕を失ったコルトは馬に乗れるもかつてのようにはいかないし馬も売られていました。

僕はディズニーは吹替え派なのでコリン・ファレル西島秀俊なのが少し違和感でしたが吹替えを選びました。

いざ映画が始まるとまあ西島秀俊だ。ファレル様が好きな僕は喋るたびに要所要所に西島秀俊が頭にチラつき、やはり嫌な予感は悪い方向に当たってしまった…

まあ中盤から慣れてきたんで良いんですが少し吹替えキャストは見てからにしようと心に刻む序盤での出来事。

サーカス再建になるかダンボ!

馬や他の動物を売ったお金でゾウを買った団長(ダニー・デヴィート)はそのゾウから生まれる子にサーカス再建のカギになると期待していました。

いざ生まれたゾウは顔が隠れるほどの大きい耳で生まれました。いわゆる突然変異っすね。

一目見て醜いと思ったのか落胆する団長。調教を任されて渋々受けるホルト。

しょげてるホルトをよそに子どもたちは密かに羽をエサに飛べることが分かります。

そこで待ちに待った本番の日、飛ぶと知らない団員達は火事サーカスでの火消し役に起用。燃え盛るセットにハシゴで上へ上へ登ります。ハシゴの故障で降りられないダンボに娘が羽を渡すと飛びました!!サーカス会場を滑空して一躍サーカスの看板スターに!!

人気を知った企業家ヴァンデヴァー!

新聞や口コミで人気を知った企業家ヴァンデヴァー(マイケル・キートン)は空中ブランコのスター、コレット(ヴァ・グリーン)と共にサーカス団に赴き、ダンボごとサーカス団を買い取ります。

ヴァンデヴァー経営のディズニーランドみたいな施設「ドリームランド」にコレットと乗って人稼ぎしたいという魂胆での買収です。

このヴァンデヴァー、金稼ぎできるなら何でもやるやつで練習では非常用の網は付けますが、本番では網無しで臨ませる冷徹極まるやつ。恐らく一足早く芸として本番に使って使い倒して収益上げたい魂胆ですね~。

ぶっつけ本番でダンボが飛べなかったとしてもすぐ切ると思っていないと出来ない行動ですよね。

大舞台での本番に臨むダンボ!!

ついにドリームランドでの大舞台本番!ヴァンデヴァーはドリームランドを今よりも大きくしたいのか融資を受けようとしています。

ド派手な演出でのダンボ登場です。中でもシャボン玉での演出でCG丸出しだったけどピンクのゾウがシャボン玉で表現されててきれいだなと思ったら、アニメでの名シーンだったんですね。当時のシーンをテンポを崩さず入れてくれてるおかげで気づかなかったんですね。

ド派手演出のあと、ドラムの音とともにダンボとコレットが華麗に登場。

コレットが鼻の前に羽を置くも、くしゃみで落下。その拍子に背中から落ちるコレットがホルトの機転で用意したロープで助かる。ダンボは台から落ちるも命の危険から羽なしで飛ぶことに成功。

その瞬間ゾウの鳴き声が響きます。離れ離れになった母ゾウの鳴き声でした。聞こえたダンボはテントから抜けて母の元に飛んでいきます。

主役が去っていき、観客も去り、融資を検討するレミントン(アラン・アーキン)も去りとヴァンデヴァーは怒り心頭して自分の生い立ちを写して「子は親と離れて一人前になるんだ」という理屈で母ゾウを殺そうと部下に命じます。

ダンボを故郷にかえすと決意するコルト

再びコレットとダンボのショーが始まる裏でメディチサーカス団員達はそれぞれの特技で母ゾウを運ぶトラックを奪います。コレットとダンボは見事飛ぶことに成功するも、ホルトがテントに開けた穴から飛び出します。

これで2回目の脱走(笑)。2回も脱走されたら観客発狂者ですよ(笑)。

一番発狂しているのはヴァンデヴァーで、ドリームランドの管制塔に降り立ったコレットとダンボを追いかけます

追いかけた時にコレットとダンボは去っていてまたもや発狂のヴァンデヴァー。この時のヴァンデヴァーはまさにバイキンマンの様、冷静さは皆無で電気装置を弄りまくって火災発生。

一方、母ゾウに無事会えたダンボは子どもたちが心配でドリームランドに戻ります。ショーで逃げ遅れた子どもたちの元へ行くも会場は火の山。飛ぶための羽も燃えて万事休すです。

子どもたちは羽がなくとも飛べると自立を促します。それでももう一歩勇気が出ないダンボに子どもたちは亡き母親の形見を投げ捨てダンボは見事羽根をなくとも飛べることに成功します。

このシーンはダンボと子どもたちの自立を連想させる良シーン。ヴァンデヴァーが言っていたのとは違う方法で自立してみせました。

無事港に着いたダンボと子どもたち。母ゾウとダンボは船に乗り、子どもたちと別れるダンボの背中は寂しくも逞しいウルっとさせるシーンでした。

エピローグ:それぞれの道へ

ホルトたちは新たにメディチサーカス団を始めて、コレットも一員に入ります。ヴァンデヴァーはドリームランド全焼でハッヒフッヘホー状態。

そのころダンボと母ゾウはアジアの奥地で野生ゾウたちと本来の暮らしを送り、ダンボは文字通り自由に飛び立っています。

まさに絵にかいたようなハッピーエンド。アンパンマンを観ているかのような結末です。

実はティム・バートンの作品はあまり合わなくて『チャーリーとチョコレート工場』と『アリス・イン・ワンダーランド』はダメでした。

しかし今回は特にダレることもなく観れて少しティム・バートン映画は安心して観れるものとなるのかなという印象でした。

先日書いた『メリーポピンズリターンズ』もですが、最近のディズニーは良作品のオンパレードなのでディズニーと名のつく映画は観てて安心できると思います。

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